アイドル -あゝ無情
アイドル -あゝ無情
2019年11月1日(金)より
テアトル新宿ほか全国順次公開
2019年11月1日(金)よりテアトル新宿、全国順次公開
「IDOL-あゝ無情-」場面写真
「IDOL-あゝ無情-」場面写真

 毎年恒例となったWACKによるアイドル最終合宿オーディションが2019年3月に行われた。場所は2回目の開催地となる九州の離島、壱岐島。アイドル候補生たちだけでなく現役メンバーも参加し、1週間の過酷なサバイバルオーディション生活を繰り広げるが・・・。 アイドルの終わりと始まり。グループの、仲間の、個人の、対照的な光と影を「世界でいちばん悲しいオーディション」の岩淵弘樹監督が密着し続けた500時間以上に及ぶ映像から紡ぎだされた圧巻の85分。あなたはこの密度の濃さに酔いしれる。
「IDOL-あゝ無情-」場面写真
「IDOL-あゝ無情-」場面写真
「IDOL-あゝ無情-」場面写真
「IDOL-あゝ無情-」場面写真

離島で行われたWACK主催のオーディション合宿。アイドルを夢見る候補者たち。そこに現役アイドル・BiSもチームの存続を賭けて参加する。停滞気味の活動を変えたいという、事務所代表渡辺の発案だ。脱落=BiS脱退を宣言されたうえで、候補者と同様に歌唱、ダンス、マラソン…と過酷な試練を受けるBiSメンバー。ひとり、またひとりと脱落する候補者。そして、ついにBiSメンバーにも脱落者が・・・。オーディション合宿という、限定された空間で瀬戸際まで追い込まれるアイドルたち。その時、彼女たちの凝縮された感情がぶつかりあい、ついに事件が起きる!

オーディション合宿に参加した現役メンバーのコメント

生々しいとかじゃなく生、ただただ生の感情と人間と、人生が感じられる作品になってます。 一人一人の想いが交錯して絡まって動けなくなる感覚はすごくすごくわかるので、わたし自身のそういった頃を思い出しました。 「想いあってやっていくもんじゃないの」という一言は当たり前な簡単な言葉に思えるかもしれないけど、 グループとしてやっていく時の一番大事なことが詰まっているように思います。 渡辺さんがメンバーの飲み物のキャップを一つ一つ開けてゆるめておいていて、何も知らないメンバーが それをアンコール前に飲んでいるシーンが印象深かったです。 アイドルになれなかった道、アイドルになれても、解散してしまう道。 アイドルって今どき簡単になれるように見えるけど、なれても、そこから先が一番の闘いだと思います。 生きている上で、特にグループ活動する上での大事なものがみえてくる映画です。
第2期BiSからは戦力外として名前を呼ばれたムロパナコ、トリアエズ・ハナ、アヤ・エイトプリンスそして私の4人のメンバーが参加させていただいています。 今回の合宿はオーディション候補者と同様、脱落=脱退。 又、解散の話も出ている状況の中でBiSにとってもアイドル人生をかけた戦いでした。 一つひとつの行動言動すべてが勝負で、研究員が求めるBiSとは、渡辺さんが求めるBiSとは、私たちはBiSをどうしていきたいのか自問自答しながら、隙も余裕も無く候補者と共に自我をアピールする目まぐるしい毎日を包み隠さずカメラに収められています。 今は一人ひとりがBiSの活動に誇りを持ち、いつかここに至る為の解散だったんだと言えるようにそれぞれが道を選択して前を向いています。 そしてBiSはまた生まれ変わり続いていく。
GANG PARADEの一番身近にいた好敵手の物語。 渡辺さんのWACKに対する、所属グループに対する、アーティスト一人一人に対する、愛情を注いでくれる方々に対する、「愛」が見えました。 渡辺さんが見せてくれている「愛」への答え方はそれぞれで違って、たったひとつの答えで全てが変わっていく。 正解なんて分からないし無いかもしれないけど、その考えこそ甘えなのだと気付かされ、 ここで生きていくためにはどうすべきか、何を求められているのか、 その先に見えてくるものに対して自分が何をすべきなのか、足掻き続けなくてはいけない。 ひとつひとつが心に突き刺さって改めて様々な現状のことを見直していかなくてはと思いました。
人生何が起きるか、本当に誰にもわからないものだなぁと。 自分で選択したものでも自分の思い通りなんかにゃならんなぁと。 若い女子がたが汗水垂らしても思い通りにゃならんなぁと。 ある視点から見たら正論なものであり、ある視点から見たら理不尽なものであるのですなぁと。 正解がわからん。 私は人の気持ちがわからないので世の中生きづらいなぁとも思うが結局どの時代に生まれてもそう思うのだろうなぁと。 何を頑張ればいいかわからないが頑張って皆、今日も朝を跨ぐのである。 世の女の子達と共に、愛と感謝を忘れずに、生きる目的を探しながら生きて行こうと思う映画でした。

スタッフコメント

(プロフィール) 1984年生、東京都出身。 早稲田大学政治経済学部卒業。 2014年7月マネージャーを行なっていたBiSを横浜アリーナで解散させた後、 脱サラ。 8月に音楽事務所、株式会社WACKを設立。以後、BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiRE、CARRY LOOSE、WAggといった所属グループのプロデュース、作詞、マネジメントを担当。 近年は自社制作のドキュメンタリー映画の興行やアパレルブランド"NEGLECT ADULT PATiENTS"を立ち上げるなど音楽のみにとらわれない活動を行っている。

プロデューサー 渡辺淳之介

今回の映画はアイドルグループに入ることを目指すものと、アイドルグループを辞めるものの両極端が描かれた珍しいストーリーとなっています。両者ともに真剣勝負、アイドルを続ける限りは自分の人生のほとんどをアイドルにささげることになります。
カメラは容赦なく裏側だろうがなんだろうがメンバーたちをずっと追いかけていきます。この映画を見ているうちに目指すもの、辞めるもの、実は両極端に見える両者の選択はほぼどちらも将来の選択としては一緒なのではないかと思えてくると思います。 なにせ自分の人生がかかった一大勝負なのですから。
アイドルへのはたまた人生への渇望、絶望、混乱、カオスを見てもらえたらと思います。
(プロフィール) 1984年生、東京都出身。 早稲田大学政治経済学部卒業。 2014年7月マネージャーを行なっていたBiSを横浜アリーナで解散させた後、 脱サラ。 8月に音楽事務所、株式会社WACKを設立。以後、BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiRE、CARRY LOOSE、WAggといった所属グループのプロデュース、作詞、マネジメントを担当。 近年は自社制作のドキュメンタリー映画の興行やアパレルブランド"NEGLECT ADULT PATiENTS"を立ち上げるなど音楽のみにとらわれない活動を行っている。
(プロフィール) 1984年生、東京都出身。 早稲田大学政治経済学部卒業。 2014年7月マネージャーを行なっていたBiSを横浜アリーナで解散させた後、 脱サラ。 8月に音楽事務所、株式会社WACKを設立。以後、BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiRE、CARRY LOOSE、WAggといった所属グループのプロデュース、作詞、マネジメントを担当。 近年は自社制作のドキュメンタリー映画の興行やアパレルブランド"NEGLECT ADULT PATiENTS"を立ち上げるなど音楽のみにとらわれない活動を行っている。
(プロフィール) 1983年、宮城県生まれ。大学卒業後、派遣社員となった自身を撮影した映画『遭難フリーター』(07)が山形国際ドキュメンタリー映画祭に招待され、09年に劇場公開。震災後の仙台のクリスマスを追った『サンタクロースをつかまえて』(12)は東京国際映画祭ある視点部門に出品後、劇場公開。ミュージシャン大森靖子と歌舞伎町のラブホテルで2泊3日過ごした『サマーセール』(12)はMOOSIC LAB2012でベストミュージシャン賞を受賞。東京アンダーグラウンドの音楽シーンを追った『モッシュピット』(16)が劇場公開。2017年のWACKオーディションを中心に映画化された『劇場版アイドルキャノンボール2017』(18)ではカメラマンとして参加。『世界でいちばん悲しいオーディション』(19)が劇場公開。現在はドキュメンタリーを中心に制作している。

監督 岩淵弘樹

芸能事務所WACKの魅力は、むき出しの姿をさらけ出すことにあると思う。 オブラートに包んだ口当たりの良い言葉や態度では人の気持ちを動かせないことを、WACKの社長渡辺は所属するアイドルたちと、アイドルを目指す少女たちに何度も何度も教え込みます。 本作は3月に行われたアイドル合宿オーディションを舞台に、その裏側で解散を決めたアイドルグループ″BiS”に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。「カメラを止めてもらっていいですか?」というアイドルに対して渡辺は「カメラがあることが当たり前じゃん、芸能界だよ」と言います。 生半可な決意では生き残れない世界で生きる人々の、崖っぷちの物語を見届けてください。
(プロフィール) 1983年、宮城県生まれ。大学卒業後、派遣社員となった自身を撮影した映画『遭難フリーター』(07)が山形国際ドキュメンタリー映画祭に招待され、09年に劇場公開。震災後の仙台のクリスマスを追った『サンタクロースをつかまえて』(12)は東京国際映画祭ある視点部門に出品後、劇場公開。ミュージシャン大森靖子と歌舞伎町のラブホテルで2泊3日過ごした『サマーセール』(12)はMOOSIC LAB2012でベストミュージシャン賞を受賞。東京アンダーグラウンドの音楽シーンを追った『モッシュピット』(16)が劇場公開。2017年のWACKオーディションを中心に映画化された『劇場版アイドルキャノンボール2017』(18)ではカメラマンとして参加。『世界でいちばん悲しいオーディション』(19)が劇場公開。現在はドキュメンタリーを中心に制作している。